株式会社ライドウィズ / ディスカッション資料(未決定)

温度帯×サイズの4パターンを標準とし、発地ごとに1組ずつ持つ

作成日 2026-07-25 作成 佐々木+Claude 領域 めっけMON 性格 構想段階・社内MTG用 共有範囲 社内限定

結論|送料の考え方

  1. 〇 発地ごとの送料設定(沖縄などからの発送は別料金)
  2. ✖ 送付先による送料変動(仕組み上できない=全国一律で確定)
  3. 〇 温度帯 × サイズ は設定可能
  4. △ 温度帯×サイズで組むと送料無料は設定できない(送料無料を採るには企業を温度帯で分けて登録する必要があり、企業ページが2つに分裂する)
  5. 温度帯×サイズの4パターンを標準料金とし、発地ごとにその4パターンを持つ(沖縄発・北海道発は金額を上乗せした4パターン)

この形を採る=送料無料は設けない、という選択を含みます。
※ 残る論点は「サイズを誰がどう判断するか」の1件(4章)。

料金の型
4パターン
温度帯2 × サイズ2
発地
+1エリアごと
4パターンを1組ずつ持つ
送料無料ライン
0
▼ この形では設けない
残る論点
1
サイズを誰が判断するか

1この5行がなぜそうなるか

整理根拠(すべて実機で確認済み)
〇 発地ごとの送料設定 レート表は出店企業ごとに持てる。発地は企業に紐づくので、沖縄発の企業には沖縄発の金額を入れればよい。出店確定後にレートを1組足すだけ
✖ 送付先による送料変動 宛先で変える仕組みが無い。Shopifyのゾーン別レートに切り替えると、PVがその金額を読まず企業への支払いが狂う(注文4件の突き合わせで実証)→ 全国一律で確定
〇 温度帯 × サイズ 商品の送料区分コードで表せる。温度帯は実装済み、サイズは設計済み(DEC-0143で実施保留中)
△ 送料無料は設定できない 計算方式は1企業1つで排他(レート作成画面のベンダー候補に既存4社が出てこないことで確認)。重量方式=温度帯・サイズ/金額方式=送料無料両方は持てない
△について、もう一段の注意 「温度帯×金額なら送料無料を設定できる」はそのままではできない。金額方式にすると温度帯もサイズも一緒に消える。 温度帯を残したまま送料無料をつくるには出店企業を温度帯で2つに分けて登録する(「浜勘」「浜勘(冷凍)」)必要があり、 企業プロフィールページが2つに分裂する(精算も2本)。詳細は2章。

2送料無料を採る場合に何が起きるか(△の中身)

この資料の結論=採用
温度帯 × サイズ(重量方式)
✅ 箱の大きさに応じた料金
✅ 企業ページは1社1つ
❌ 送料無料は設けられない
送料無料を採るなら
温度帯 × 金額(企業を2登録に分割)
✅ 「◯円以上で無料」が自動で企業負担
❌ サイズを反映できない
❌ 企業ページが2つに分裂

サイズを捨てると誰が損をするか

注文の例実費一律¥1,200なら誰が負う
ワイン1本 ¥7,700(小さい・高い)¥940+260企業の得
詰め合わせ ¥3,000(かさばる・安い)¥1,530−330企業の損
米・野菜など重量物 ¥4,000¥2,040−840企業の損
産直の商材特性と合わない 金額方式は「安くてかさばる」商品ほど企業が損をする。産直で扱う米・野菜・加工品はまさにその形で、 出店企業が増えるほど歪みが広がる。これが温度帯×サイズを採る理由。

参考|送料無料を設けた場合の企業負担

閾値¥10,000だと、クール品は企業の取り分の2割が送料に消える
企業の取り分=商品代×85%/実費=常温¥1,000・クール¥1,700(60サイズ)
送料無料ラインの閾値別に、出店企業が飲む送料が取り分に占める比率を示す棒グラフ。常温とクールの2系列
最も重いのは浜勘(高単価=無料ラインを超えやすい × クール=実費が高い)。採るなら事前合意が前提。

3料金表の形|発地ごとに4パターンを1組ずつ

🔴 「標準料金 + 発地の追加料金」という足し算はできない レートは企業ごとに1つの表で、標準表と加算額を別々に持つ仕組みが無い。 実際は発地ごとに4パターンの金額を丸ごと書くことになる(結果は同じだが、設定の形が違う)。
 常温・小常温・大クール・小クール・大
関東発(標準)¥1,000未定¥1,500未定
北海道発+520+520+520+520
沖縄発+520+1,180+520+1,180
発地の上乗せは一律にできない 上乗せ額はサイズで決まる(温度帯では変わらない=クール加算は発地によらず同額のため)。 北海道発は小も大も+520で足りるが、沖縄発は小+520に対し大は+1,180と倍以上に開く。 「+◯円」で片付けると、沖縄の企業さまが大きい箱で損をする
この表の確度 上乗せ額はヤマト公表タリフ(2025-10-01改定)の関東発着地別から算出した目安沖縄発・北海道発の実額は未照合で、契約運賃(公表比2〜4割引が一般的)も企業ごとに異なる。 「常温・大」「クール・大」の金額も未確定(+400〜+600の案がある)。

顧客にはこう見える

送料表ページ(全社共通・1枚)
お届け元常温クール
関東から(小)¥1,000¥1,500
関東から(大)未定未定
沖縄から(小)¥1,520¥2,020
※ 全国一律です(お届け先による違いはありません)
※ 同じ条件なら、どの企業でも同じ料金です
※ 一部離島を除きます
商品ページ(価格のすぐ下)
紅ズワイガニ 500g
¥6,800税込・送料別
送料 ¥1,500(クール便・全国一律)
お届け元:茨城
※ 金額はすべて仮置き

4残る論点|サイズを誰がどう判断するか

問題
注文ごとの箱サイズは人には判断できない
1個なら60サイズ、3個なら100サイズ。中小企業さまに毎回の判断はお願いできない
解き方
商品登録時に1回だけ決める
区分コード=その商品1個の「かさ」注文内のコードを合計して帯を決める仕組みなので、合計かさ=箱サイズになる
かさ指数の設計イメージ(数値は仮)
商品1個のかさ常温コードクールコード注文合計での箱サイズ
小(ナッツ・調味料)10010,100〜299=60サイズ
中(ワイン1本・小箱)20010,200300〜599=80サイズ
大(カニ・詰め合わせ)40010,400600〜=100サイズ以上

企業への聞き方(案)

A
代表パターン選択
「どれに近いか」を3択で選ぶだけ
B
個数で聞く
「100サイズの箱に何個入るか」
C
AI推定+当社確認
写真と内容量から推定
D
実寸ヒアリング
正確だが企業の負荷が最大
次の一手(提案・未実行/外部反映は承認ゲート) 1. サイズの帯境界と聞き方を確定(=この論点)
2. PV設定 Vendors can set their own shipping ratesOFF(現在ON=企業が書き換えられる)
3. 「常温・大」「クール・大」の金額決定+出店企業に契約運賃の実額を確認
4. 商品ページ+送料表ページの事前開示(DEC-0121で決定済み・未着手/テーマは金澤さん確認必須
5. 沖縄企業の出店確定後に沖縄発の4パターンを追加

5根拠・出典

着地(宛先)を軸にできないことの実害グラフ
関東発を全国一律にすると、近距離は+60円、遠距離は−460円になる
茨城・大洗発/ヤマト60サイズ(2kgまで)公表タリフ 2025-10-01改定/単位:円
着地別のヤマト宅急便60サイズ実費を示す棒グラフ。関東・南東北・関西は940円、北海道・九州・沖縄は1,460円。レート1,000円の水準線を重ねている
この差損を負うのは出店企業(送料は全額が企業に帰属)。発地を軸にしても、着地のばらつきは残る。
統一で飲んだコスト=RWワインの実費割れグラフ
ワインは本数が増えるほど重い。¥1,000にしたため2本目から赤字になる
750mlボトル・関東内/ヤマト公表タリフ 2025-10-01改定/単位:円
ワインの本数別配送実費を示す棒グラフ。1本940円、2本1230円、6本1530円、12本2040円。現行レート1,500円と統一後の1,000円の水準線を重ねている
棒=実費/点線=送料レート。棒が点線を超えた区間が赤字。RWは自社・対象2商品のみのため、統一の対価としてここは飲む判断になる。
ワインの本数別・実費と収支数表
関東内配送・公表タリフ(現金・税込)
本数 梱包込み重量 箱サイズ 実費 ¥1,000なら ¥1,500なら
1本約1.2kg60940円+60円+560円
2本約2.4kg801,230円−230円+270円
6本約7.2kg1001,530円−530円−30円
12本約14.4kg1202,040円−1,040円−540円
現行レートの実測値(2026-07-25・PV管理画面)実測
  • 株式会社浜勘/燻舎/株式会社ライドウィズ:常温帯(1〜9,999)¥1,000/クール帯(10,000〜999,999)¥1,500実企業3社が完全に同額
  • 尾道水産:1〜999=¥1,000/1,000〜99,999=¥2,000。テスト用ダミー企業(DEC-0119)のため実企業の前例としない

RWの常温は2026-07-25に ¥1,500 → ¥1,000 へ変更済み(佐々木)。これで全社統一が成立し、以前の「RWのみ常温¥1,500」という例外は解消された。

顧客向け表示の金額は、このPV管理画面の実測値を典拠にする(レート変更時は表示も同時に更新する)。

「宛先別にできないのか」を2026-07-25に再確認した結果再確認

できること(Shopify Admin API・2026-07-25 読み取り専用で再確認)

  • 配送プロファイルは1本(一般プロフィール・既定)。ゾーンは「国内配送」1つJP-01JP-47 が全部同居。配送方法はPVのCarrier Serviceのみ、登録キャリアサービスもPVの1件のみ
  • 47都道府県が個別に識別されているため、ゾーンを分割して固定料金を置くことはShopify側の機能としては可能(当初「地域で変えられない」と書いていたのは不正確)

できないこと

  • 注文10件の実データで、送料の計算主体が2種類混在していることを再確認(#1041〜#1044=PV/#1036〜#1040・#1045=marketplace shipping service という別アプリ)。PVがレート提供者でない注文が実在する
  • 2026-07-20の観測では、それら非PV注文でPVの記録額が実請求額と一致していなかった(実請求¥1,000/PV記録¥2,000)。PVは自分のレート表で支払額を決めていると読める
  • したがってゾーン別に集めても、企業へは全国一律の額が支払われ、差額は当社に残る。「宛先別に集めて宛先別に払う」ができない

PV管理画面でも直接確認した(2026-07-25・佐々木さんログイン・読み取りのみ・保存していない)。レート作成画面の Calculate rate by6択——OrderLine ItemOrder RangeOrder Weight(選択中)/Real-time Rates(Shippo・Shipstation連携)/No Shipping Rate地域・都道府県・ゾーンにあたる選択肢は1つも無い。前回記録の4択より2つ増えていたが、いずれも地理軸ではない。

🔴 【未実施】注文#1038のShipping欄の再確認は、PVの注文一覧が日付範囲(06/25〜07/25)で絞られており該当注文が出てこなかったため未了。日付範囲を広げれば1クリックで確認できる。

なお「差額が当社に残る」構造は、当社が距離差を引き受ける前提なら不都合ではない。全社統一を採る本案では宛先別に集めないため今回は使わないが、将来の選択肢としては閉じていない。

送料無料を出店企業の負担にできるか未確定

🔴 2026-07-25にPV管理画面で実機確認(佐々木さんログイン・読み取りのみ・保存していない)。使える機構が2つ見つかった。

機構A:送料そのものの帰属を切り替える(レート設定画面の Fulfillment handled by?

  • Merchant (you)=送料は当社のコミッションに加算される
  • Vendor/Seller=送料は企業のpayoutに加算される ← 現在これ
  • Both Merchant and Vendor=送料を総売上に加え、コミッション率で分割する

=「送料をどちらが取るか」は3通りに切り替えられ、折半モードも実在する。ただしこれは送料収入の分配であって、送料無料にしたときの穴埋めの原資とは別物である点に注意。

機構B:割引の負担方式(Settings > Calculations > Discounts)=ストア全体のグローバル設定で Split DiscountMerchant Bears Discount現在これ=RW全額吸収)/Vendor Bears Discount/もう1つ の4択。

引っかかりは3つ。

  • 機構Bはグローバル設定のため、vendorごと・施策ごとに切り替えられない。Vendor Bears にすると、現在ACTIVEなウェルカム¥500オフ等の商品割引まで一斉に企業負担になる
  • 機構Bが「送料の割引」にも効くかは、画面の説明文からは判断できない(例示はすべて商品代ベース)。PVは送料を別項目として自分のレート表から算出しているため、送料無料にしても企業には¥1,000が支払われRWが丸ごと被る可能性が高い
  • 同じ問題はDEC-0139(お試しの¥500還元を出店者負担にする)で既に未解決のまま残っている

現実的な代替=契約で解く。per-orderの自動処理ではなく、販促企画へのエントリー制+月次の販促協賛費として控除(PVのCustom Deduction)。出店企業の事前合意が前提になる。

方針としての見立て。DEC-0128は「獲得系クーポンの原資は全額ライドウィズ負担の獲得投資」と定めており、送料無料ラインは典型的な獲得施策。立ち上げ期に企業へ原資を求めると出店のハードルが上がる。まずRW負担で始め、効果が出た段階でエントリー制の折半(Split)へ移すのが筋。閾値型はAOVを押し上げて企業の売上も増やすため、折半には理屈が立つ。

「送料無料ラインが1本も無い」の実査(2026-07-25)実測

Shopifyの割引を全件読み取り(discountNodes・読み取りのみ)。

  • 送料無料コード MEKKE-WELCOME/MEKKE-CART(¥3,000以上)=ともに EXPIRED(2026-07-19に停止・使用0回/DEC-0129)
  • 自動適用の送料無料(DiscountAutomaticFreeShipping)=0件
  • 現在ACTIVEな割引は金額オフ3本のみ(ウェルカム¥500/リピート¥300/お試し連動¥500)

加えて DEC-0128 が「送料無料の常設ライン(金額閾値型)は今は設けない」と明示的に決めている。設けるならDECの更新が必要。

損益分岐の式=RW粗利 = 商品代×15% − (商品代+送料)×3.6% − 送料。決済手数料3.6%はDEC-0146の実数(商品代¥5,000・送料¥1,000で粗利¥534)からの逆算値であり、請求書で直接確認したものではない。

出典・未確認・この資料で扱っていないこと前提
  1. PuppetVendors 管理画面 Settings > Shipping Rates/Calculations(2026-07-20 実機・読み取りのみ)
  2. Shopify Admin API deliveryProfilescarrierServices/注文の shippingLines(2026-07-20 読み取り専用)
  3. ヤマト運輸 宅急便運賃表(2025-10-01改定・公表タリフ・現金・税込/2026-07-19 実査)。機械抽出のため、設定前に発地=茨城で公式料金検索の照合が必要
  4. ストアフロント実査(2026-07-19。商品ページ・FAQ・特商法表記・/policies/shipping-policy=404)
  5. Shopify 割引の全件読み取り discountNodes(2026-07-25 読み取り専用)=送料無料の常設ラインは0件
  6. 決定台帳:DEC-0082/0099/0114/0119/0121/0124/0125/0127/0128/0137/0143/0146/0153/0157
  7. 【未確認】出店企業(浜勘・燻舎)の実際の契約運賃(公表比2〜4割引が一般的とされ、当社からは見えない)/複数企業をまたぐカートの送料合算挙動(2026-07-25にテスト確認項目へ追加済み。送料無料ラインを設けるとRWが2社分を負担する可能性)/決済手数料3.6%は逆算値
  8. 【扱っていない】往路送料のみ。返品送料(DEC-0105)・お試し販売の送料(DEC-0139/0140)・クーポン原資(DEC-0128/0131)は別論点
  9. 裏付けメモ:20260725_送料体系のあるべき姿_論点整理と推奨_v1.md(同フォルダ)
  10. 本資料は議論用の未決定文書です。Shopify・PuppetVendorsへの設定変更、出店企業・顧客への発信は一切行っていません